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戦後70年談話について考察してみた! [歴史]

安倍首相戦後70年談話を聞いて

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70年前日本と連合国との戦いに終止符が打たれた。8月15日終戦70年目となる節目に安倍首相による戦後70年談話が発表されるとのことで以前よりメディアでも取り上げられておりましたので、自分も今回の首相談話内容を聞いて考察しておきたいと思いました。 

残念だがこれからも首相談話は村山談話の継承となる

安倍談話は、日本の公式な歴史認識と諸外国で捉えられている村山談話「戦後50周年の終戦記念日にあたって」を継承せざるを得ないのだろう。先の開戦経緯については日本の立場や主張などもあったにもかかわらず日本一国が悪く間違えを犯したと言う談話内容。

村山談話にある「遠くない過去の一時期、国策を誤り、戦争への道を歩んで」とあるように安倍談話では、「進むべき針路を誤り、戦争への道を進んで行きました。」この談話内容については今後も変えることは無理だろう。

過去の日本政府は謝罪によりことを済まそうとし、戦勝国は先の大戦で日本のみが悪とすることで戦勝国の戦争犯罪について追求されず都合が良い、やはり敗戦国の言い分は聞き入れてもらえないことが分かる。

さらに戦後70年も経過することで国際社会での歴史認識も村山談話の内容になりつつあり、今更日本の歴史を正すなど「歴史修正主義者」とのレッテル貼りへとつながってしまう。
歴史修正では都合悪い米追従

大戦による日本の歴史認識を修正することは、安倍政権では都合が悪いと思う。なぜなら対米追従路線が政府の政策だからだ。憲法解釈の常識を捻じ曲げ集団的自衛権の法制化を進めるなどを見ていると米国追従以外の何者でも無いと思うのです。

今回の安倍談話にある「法の支配を尊重し、力の行使ではなく、平和的・外交的に解決すべきである。」とは言うがこれからも戦争をするであろう米国に追従し侵略戦争に巻き込まれることにならないのだろうか?

米国追従政府では、日米安保を守るため 米国の戦争犯罪を追求することなどできず、ただ戦勝国都合の歴史認識を認めるのみしかできないのである。このようなことからも日本政府には主権などないことがよく分かる。

被害に遭われた方への謝罪

村山談話、安倍談話共に日本の他国への被害を与えてとの内容は継承され、安倍談話では「戦争の苦痛を嘗め尽くした中国人の皆さんや、日本軍によって耐え難い苦痛を受けた元捕虜の皆さんが、それほど寛容であるためには、どれほどの心の葛藤があり、いかほどの努力が必要であったか。」中国人捕虜についての寛容さを中国に配慮した内容を盛り込み、歴代内閣変わることがない「繰り返し、痛切な反省と心からのお詫びの気持ちを表明」をしているにもかかわらず、すでに韓国政府からは反省内容が物足りないとの見解が出されながらも今後も日本政府の反省は続くことになるのでしょう。。

戦後日本人の劣化

戦後日本人は、歴史の継承がなされずに世代間のつながりは分断されてきた。高度経済成長に我を忘れて働き豊かさを実現し、外交においても経済成長との引き換えに歴史認識の譲歩で、日本の歴史事実を切り売りされグローバルなこの時代において日本の歴史認識など修正することは今では不可能となった。

これからも謝罪につぐ謝罪で、ただ経済発展に勤しむことしかできないのだろう・・・自分も含め日本人は劣化したと思わざるを得ない。ただ個人の感情として先の大戦は日本なりの正義があり戦った戦争であり、日本のために戦った日本軍には心から感謝したいと常に思う。日本を守り亡くなった兵隊は今の劣化した日本人をさぞかし残念と思われるのでは無いだろうか?



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原爆稲の話 [歴史]

原爆稲の話

戦後70年の今年、原爆被害者の会が主催の「原爆と人間展」を見にいきました。昭和20年8月6日広島、同年8月9日長崎へアメリカによる原爆投下が行われた日になります。この原爆投下によって広島では約13.5万人、長崎で7.5万にも及ぶ一般住民が命を落としました。もちろんこれは一般住民の虐殺を目的にしたりっぱな国際法違反で戦争犯罪であることは間違いありません。

その原爆投下後の写真を展示された写真には爆心地では3〜4000度とも言われる熱線によって体が炭化された被害者の遺体や、焼けただれた皮膚の痛々しい被害者など多数の写真を見るとアメリカ(白人)の日本人に対する人種差別からくる虐殺であることを感じてなりません。

原爆もそれぞれプルトニウム、ウラン型と2種類用意され投下後すぐにアメリカ軍が被爆者の被害程度を調査していることからも人体実験のために広島、長崎の住民は被害に遭われたと言わざるを得ないのです。原爆投下による被害では原爆の熱線の他、放射能による被害で今なを後遺症で被害者を苦しめております。

原爆稲とは?

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放射線は、人体への影響は明らかであると共に、植物にも影響があることが分かっておりそれが「原爆稲」と呼ばれる長崎の爆心地近くから採取した稲である。この稲は普通の稲のように秋には稲穂を付けるのですが、モミの半分程度が空モミとなってしまいます。

文部省組織の原爆被害調査団に加わった九大農学部により見つけられ、今では原爆稲の子孫として代々育てられております。70年が経つこれら子孫の稲もやはり同様に、半分程度は空モミとなって育つようです。これは原爆による放射線が稲のDNA遺伝子を破壊したことによる影響と言われております。

今では、原爆稲も全国で育てられるようになり、被害者の方々が年々少なくなる中、今でも原爆稲はあの原爆の記憶を忘れないよう何代にもわたり半分の空モミで育ち伝え続けているのです。

アメリカの戦争犯罪を忘れない!

戦後70年目、自分も含め日本人は過去の記憶を忘れつつあります。アメリカによる日本本土大空襲によって一般住民20万とも30万人とも言われる虐殺。

原爆の開発による検証のため広島長崎への原爆投下、これら戦争犯罪は決して許されることではなく、日本人に対して行ったアメリカの戦争犯罪を決して忘れず日本人としてのDNAに刻み後世に伝えることが必要だと感じております。

この「原爆稲」の様に。



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愛国にすがりつく人と便乗するビジネス! [歴史]

愛国?現在の空気は・・

最近、日本の空気で感じることは、日本人はこんなに世界で尊敬されているとか、日本の民度は優れているなどテレビやネットで目にすることが多くあります。

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同じ日本人として非常にうれしい限りではありますが、ちょっと今の空気感がどのようなことなのかを考えてみました。

歴史認識が変わりつつある

日本が中国、韓国との外交で彼らはお家芸である過去の歴史認識を再三持ち出し交渉カードとすることに対して日本人がうんざりしていること、またいつも譲歩する政府の対応にも嫌気がさし、うっせきした感情が、嫌中韓への感情として現れてきている背景があるのではないでしょうか?

今までの日本の歴史教育が、先の大東亜戦争では日本はアジアの国々に迷惑をかけ、特に中国へは過去ひどいことをしたと教えられてきました。
自虐史観がベースにあり日本人としての誇りがもちにくいのも事実でした。

そのような中で歴史の事実も明らかになり、歴史認識も実際は間違いが多いことが分かってきました。

日本の戦争犯罪をプロパガンダすることで中国は歴史を外交戦略に使っていることなど本当の意味で歴史の事実が分かるようになってきました。

同様に韓国から日本への謝罪要求や戦後賠償についても政府間の条約を無視したものであることにも気づきました。

うっせきしたはけ口から排外思想へ。。

中国、韓国の執拗な日本たたきに対して日本の中にも中国、韓国人の民族性に対して同レベルな韓国バッシングをする集団が現れたり、日本のネットやメディアも同様に中国、韓国バッシングを行う空気に変わってきたのがここ数年の流れと思われます。

さらには在日朝鮮人の人々に対するヘイトスピーチをする集団まで現れる始末。。。

今までの自虐史観である左の空気から一気に右の空気へ変わりだした変化は何なんだろう??

俺のとうちゃんは偉いんだぞ!!
実はこの動きは、愛国でもなんでもなくただバッシングをすることでうっせきした物を吐き出して溜飲を下げているだけではと感じます。

不満とは?・・先行きの不透明の今の日本はアベノミクスで円安、株価上昇も一般庶民にはトリクルダウンの恩恵も無く年々格差が進み蓄積された不平不満が中国、韓国に対してのバッシングにつながっているのではないのでしょうか?

さらに運動などに参加することで不満が吐き出され満足感も上がる。

個人的には中国韓国へのバッシングをするのなら何故あれだけのことを日本にしたアメリカへは行わないのか不思議でならないですけどね!

そのような人たちの考え方に世界に尊敬される日本は素晴らしい、中国韓国の民度とはこんなに違うのだ!その素晴らしい我々は日本人である!!

簡単に言うと『俺の父ちゃんは偉いんだぞ!』と言う子どもと一緒なんだと思います。実際は、俺の父ちゃんでは無く自分自身がどうなんだということが大事なのですが・・

個人的にも昔の日本人は立派で多々尊敬することがあり立派な方が多いと思います。
自分も日本に生まれて良かったと思いますが、現在の中韓化する日本人となりつつある風潮に先人の日本人の方々もさぞ悲しんでいることでしょう?

メディアも嫌韓以前は、こぞって韓流ブームを持ち上げていたはずですが、今度は嫌中韓に便乗してビジネス化する書籍、メディアやなどに対しても冷静になりたいところです。

日本人って容易に全体主義に流れる要素がありすぎですね・・

今後も無いことまで中国韓国へ謝罪する必要は無く、正しい歴史認識で毅然とした態度で望めば良いのではないでしょうか?



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